米国株投資

【簡単】米国株投資家が知っておくべき貸借対照表の見方

いざ米国株に投資しよう!となった時に必ず目を通しておくべき財務諸表
やたら項目が多いし、そもそも英語だしなんだか難しそうですが、
見るポイントを重要なものだけに絞って効率的に情報収集しましょう!

今回はBalance Sheet(貸借対照表)について。
必ず見ておくべき項目はそんなに多くありません。
実際に投資をするより前にざっくり概要を掴んでおきましょう。

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米国株投資家が知っておくべき簡単な貸借対照表の見方

そもそもBalance Sheet(貸借対照表)って何?

バランスシートとは、企業の一時点での財政状態を
資産、負債、純資産に分けて見るものです。
それぞれの項目をざっくり説明するとこんな感じ。

資産;売上金や、所有している土地、建物など。
負債;借金。返済する義務のあるもの、
純資産;自己資本。資産から負債を引いた、返済義務のないもの。

資産=負債+純資産
※資産と負債、純資産の合計は必ず一致します。

企業が事業に必要な資金をどうやって調達しているかが負債と純資産、
その資金を何に使っているかが資産である、とも言えます。

言葉だけだとよく分からないので具体的な銘柄の例を見ていきましょう。

貸借対照表の見方【Yahoo Financeの使い方】

財務諸表が見られるサイトは色々あるんですが
今回はアメリカ版のYahoo Financeを使います。
https://finance.yahoo.com/

まずはトップページから自分が見たい銘柄の名前で検索。
今回は試しにAmazonについて調べてみます。

目的の貸借対照表は、Financialsの中、Balance Sheetにあります。
今回はよりざっくりとした傾向を掴む、という意図なので
四半期毎(Quartely)では無く、年度毎(Annual)の方を使います

貸借対照表の見方【資産】

資産は会社の売上金や所有している土地や建物のことでした。
資産は英語でAssetなのでそちらを見ていきます。

特に重要なのは以下の2つだけです。
Total Current Asset(流動資産)
→現金、売掛金(売ったけどまだ代金を受け取っていないもの)など
短期で現金化できるもののトータル。

Total Asset(総資産)
→上のCurrent Assetに土地、工場などの固定資産、特許などの知的財産を
足した全ての資産の合計。

貸借対照表の見方【負債】

続いて負債。負債は借金など返済の義務のあるお金のことでした。
負債は英語でLiabilitiesなのでそこを見ます。

ここで重要なのは結局今いくら払わなきゃいけない借金があるのか、
を表す、Total Liabilites(総負債)と、
そのうち、短期で支払わなければいけないCurrent Liabilites(流動負債)です。

貸借対照表の見方【純資産】

最後に純資産。純資産は自己資本。返済義務のないお金のことでした。
純資産は英語でTotal Stockholder Equityです。
他にも色々ありますが、そこだけ見ておけばとりあえずOKです。

強いバランスシートって何?

さて、重要な項目をざっくり把握したところで
いよいよそのバランスシートが強いのか、弱いのか、を見ていきましょう。
強いバランスシートかどうかは以下の条件でチェックできます。

1. Total Stockholder Equity(純資産)が昨年、一昨年と比べて増えているか
黒字経営を続けていると純資産が増えていきますので
純資産の推移を見ることでその企業が利益を出し続けているか
どうかをチェックします。
Amazonは順調すぎる勢いで年々増えていますね。

2. 自己資本比率が昨年、一昨年と比べて上がっているか、下がっているか
自己資本比率=Total Stockholder Equity(純資産) / Total Assets(総資産)
の式で求められます。
一般的に、自己資本比率が高い=借金への依存度が低く、倒産しにくい
自己資本比率が高い=借金への依存度が高い。倒産リスクが高い。
と言われています。
ただ、アメリカの企業は総じて日本の企業より自己資本比率は低めです。
また業界によっても水準は違うので、
自己資本比率は、年毎の推移を見たり、同業他社と比べてどうか、など
相対的な指標として使いましょう。

3. 流動比率が低すぎないか
流動比率=Total Current Assets(流動資産) / Total Current Liabilities(流動負債)
の式で求められる、短期で現金化できる資金が短期で支払わなければいけない負債を
どれだけ上回っているかを表す指標です。
この数値が100%を超えていればとりあえず短期の資金繰りには問題なし。
逆に100%を切っていると短期では負債の方が多いということなので
その状況が続けば支払いが滞り、倒産のリスクがあります。

数字と英単語がびっしり並んでいるので最初は抵抗あるかもしれませんが、
見るべきポイントを絞り込んで見るとそんなに難しくはありません。
上にあげた3つのポイントを時系列でチェックしたり、
競合他社と比べて数値が高いか低いかを見たりして
投資する銘柄選びに役立てて下さい。